このブログをご覧くださっている方の中には、プレゼントでいただいたり、ご自身で選んだり、作ったりしたアレンジメントをお持ちの方は多いと思います。

ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなど花材はいろいろありますが、どれもできるだけ長くきれいな状態を保ちたいものですね。

今日は私のおすすめの管理方法をお伝えします。

  飾る場所

■ドライフラワーとプリザーブドフラワー

この2種類はどちらも生花を加工した繊細なお花。直射日光や強いライトの光が当たるところや湿度が高い場所に置いておくと、弱ってしまいます。

また、エアコンの風が直接当たるところも、乾燥しすぎてしまうのでNG。花びらが割れたり、ぽろぽろ落ちてきたりします。

空気が動かない場所も風水的によろしくないと聞きますので、おすすめは室内の明るくて風通しのいい場所です。

■アーティフィシャルフラワー

丈夫なので、あまり飾る場所の制約はありませんが、直射日光に当たり続けると褪色してしまうこともあるので、できれば避けた方がいいです。

また、液体がつくと染みになることがあるので、その点もお気をつけください。

  お手入れ方法

避けたいものは、ホコリです。

ドライフラワーとプリザーブドフラワーの場合は、優しく取り除いてください。カメラのお手入れに使うブロワーで飛ばしたり、お化粧用の柔らかいブラシでそっと払うといいようです。

アーティフィシャルフラワーも同じやり方でいいのですが、割と丈夫なので、ドライヤーでも大丈夫。冷風を少し離れたところから当てて、ホコリを飛ばしてください。また、お花の中に小さなゴミが入ったときは、剥離紙をつけたままの両面テープを挿し込むと、簡単に取り除けます。

環境がよければ、ドライフラワーは数ヶ月、プリザーブドフラワーは数年、アーティフィシャルフラワーはかなり長い間(10年以上)持ちます。

特にプリザーブドフラワーは、状態によって飾れる期間に大きな差が生まれます。長く飾りたいアレンジメントは、コレクションケース(扉が閉められる棚)に飾ったり、ガラスやプラスチックのカバーをかけておくといいようですよ。

こちらは確か7年ほど前にいただいたプリザーブドフラワーのバラが入ったアレンジメント。ガラスの板でカバーされているので、まだこんなにきれいです。

アーティフィシャルフラワーは布で作られているものが多いです。特に生地が薄いものは、頻繁に触ったり他のものと擦れたりすると、ほつれる場合があります。もしほつれたら、その先端の部分だけハサミで切ってください。すると、またきれいな見た目に戻ります。

 

暖かくなり、たくさんのインテリアフラワーが売り出されています。

お気に入りのアレンジメントが手に入ったら、その花に合ったお手入れをして、長く楽しんでくださいね。