THE LIGHTSで資格取得を目指して学ばれる方の中には、「将来、ネットショップで自分の作った作品を販売したい」とお考えの方がたくさんいらっしゃいます。
レッスンを受け、試験にも合格。
ですが、いよいよハンドメイド作家としての活動を始めようとすると、ふっとどなたの心にも不安がよぎります。

「本当に私の作ったものを販売していいの?」
「もっと上手くなってからじゃないと、ショップに上げられない」
「もっとセンスを磨かないと」
「もっと準備に時間をかけないと」
「きれいな写真を撮れるようにならないと」
「ちゃんと説明文を書けるように練習しないと」
「そもそも何を作ればいいの?」   etc.

私も通ってきた道ですから、お気持ちはとてもよくわかります。
が、あれこれ考えて動きを止めてしまっては時間がもったいない!
全ての不安を克服する方法は「ちょっとだけやってみる」です。

ネットショップのページに載せる作品の説明文は、実績のあるハンドメイド作家さんのページをよく見て、「なるほど」と思ったことや「いいな」と思った表現をメモしておくといいです。(→隙間時間にできますね。)
どんな写真を載せればいいか(背景にあるものや撮る角度など)も意識して同時に見ておくと、後々役立ちます。
作品の写真はスマホで撮れますから、手元にあるアレンジメントやお花をバンバン撮って練習です。(→これも隙間時間でOK。)
何を作ればいいのかわからないときや、センスを磨きたいときは、InstagramやPinterestを見て、素敵だと思ったアレンジメントの画像をどんどん保存するのがおすすめです。(→気軽にできますね。)
その中から「これ!」と思ったものを真似て作りましょう。
全く同じ花材が手に入ることはあまりないですし、そうする必要もありません。
お店で「これ可愛い」と思ったお花で作れば、オリジナリティも加わります。

ここで大事なのは、「一度に完成させようとしない」ことと「いきなり完璧を目指さない」こと。
「アレンジメントを完成させるまで作業の手を止めない」とか「上手にできるまで何度でもやるんだ」と自分にプレッシャーを与えてしまうと、気が重くなりますし、そもそも楽しく取り掛かれなくなるような気がします。
もちろん、負荷がある方が頑張れる方は、どんどんそうなさってください????
ですが、多くの方はお仕事があったり、自由になる時間が限られていたりするのではないでしょうか。
ですから、たまたま予定の時間内にできあがらなくても「できなかった…」と考える必要はありません。
別に、誰かに迷惑がかかるわけではありませんし^^
それより、やってみたことが大事です。

実際に手を動かすことが、大きな違いを生みます

あれこれ考えていても、残念ながら何も上手にはなりません。
でも、メモを取ったり、画像を保存したり、作品を作ったりと、手を動かせば一歩前進します。
次に動くときの助けにもなります。
ですから、ほんの10分でもいいからやってみる!
すると、いつか振り返ったとき、「できるようになったなー^^」と感じられるようになりますよ。

「千里の道も一歩から」ですね。