一昔前は「造花」というと「安っぽい」ものでした。

そもそもきれいな造花をじっくり見る機会は一般的に少ないですから、やはり以前のイメージのまま、今でも「造花は生花よりも安いだろう」とお考えの方がいらっしゃるのは当然のことだと思います。

が、実際はそうではないんです。

むしろ、造花の単価はお高い。

私はアーティフィシャルフラワーの仕入れ先のお店で「きれいだ」と思ってお花を手に取ったものの、価格を見てちょっと躊躇することがよくあります????

 

それでも「アーティフィシャルフラワーはコストパフォーマンスに優れている」と言う理由は、長く飾れるから。

ホコリさえ払っていただければ、何ヶ月どころか年単位できれいな状態を保てます。

私の手元には10年以上前に購入した造花がありますが、今でも飾れるレベルの美しさをキープしていますよ。

造花の中には確かにお安いものもありますが、ウェディングブーケやデパートなどのディスプレイに使われているものはかなり高品質。

花びらに厚みがあり、表面が滑らかだったり、光沢があったり、独特の色合いだったり。

造花にしかできない凝った仕上げが施されているものも多くあります。

お花の価格はこれまでに培った技術と工夫の結果。

仕入れ先でちょっと手が止まることがあっても、ちゃんとカゴに入れます。

長くご利用いただけるアーティフィシャルフラワーの良さを、お一人でも多くの方に実感していただければ幸いです。